勇者の望み 終
せかいのききをすくった ゆうしゃのしそん、
いまはりっぱな ゆうしゃとなった おうじたちがおりました。
かれらはそれぞれ くにへかえりましたが、
やがて おうじさまに わるいものがとりつきました。
もういっぽうの おうじさまは かれをすくうため、
じぶんを ぎせいに わるいものを たおそうとしました。
そうして ふたりは きえてしまったのだと、
あとにのこされた ひとびとは かたります。
しかし ほんとうは、ふたりはまだ たびをしたかったのです。
おひめさまだけは ふたりは きえたのではないこと、
ふたりが しんでいないことを しっておりました。
しかし ふたりが ともにいずこへ いってしまったのか
そして いまはどんな たびをしているのか、
それは だれにも わからないのです。
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